【物理×数学】「『音源の振動』~数学を利用して音階を作ろう~」

☞学習指導案

 題材は試験管による気柱共鳴である。題材に対する生徒の興味は申し分なく、生徒は積極的に活動してくれたため、問いの設定には成功していたと思う。福島先生との掛け合いによる授業形式は非常に盛り上がった。生徒も「物理と数学の両方を今後もっと頑張っていきたい」という感想を述べるなど、効果的な授業方法であると再認識できた。今回、パフォーマンス評価にも挑戦したが、これは失敗であった。評価内容がレポートによる評価が可能なものばかりであり、無理に入れる必要はなかった。しかし、挑戦したことによって課題が見つかったという点では、やって良かったと思う。授業の中だけでなく、準備の段階で私自身も大きく成長することが出来た。(物理科教員)   
 身近な内容に数学を活用することを、普段の授業でも少しでも意識して取り組んでいます。数学の授業ではなかなか実験まですることができませんが、数式から得られた値から実際に音階が鳴り、自然と拍手が起きたときは、こうやって数学の世界と現実をつなげられる機会は大切だと感じました。また物理ではデータの誤差の評価も強く意識されており、数学の授業より数学っぽい、と思う場面もありました。数学と物理は、互いの専門性を上手に活かしていける題材がまだまだあると思います。(数学科教員)

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